【第31号】宮城でも金環食が!?
宮城県では今回の金環食は部分食。この金環食は1994年5月16日、アメリカ、ニューヨーク州にある、ワインや保養地として知られるフィンガーレイクスのセネカ湖湖畔で撮影したものである。当時住んでいたワシントン郊外からフィンガーレイクスまでは500km近い距離がある。職場には風邪で休むと偽り、午前2時に出発。そして帰宅は午後10時半。観察、トイレ、食事以外はひたすら運転、運転。
当日空は厚い雲に覆われ、雨混じりの天候。到底日食は見えないと思われたが、とりあえず空が明るい方向を目指して北へ北へ。そして金環食が見える時間帯セネカ湖湖畔で空を見上げていたら、なんと雲の合間より数秒だけ金環食が見えた。感動だったなあ。
あれから18年あまり・・・写真を見ると当時小さかった息子も巨大になり年月の流れを感じる。そして今回の金環食、小学生の頃、福島までは見ることができると知り、2012年って50歳だよなあ、遠い未来のことだなあと思ってたら、遠い未来がもう来てしまった。
そういえば小学生の頃、今回の金環食仕事を休んで福島まで見に行くんだと思ってたけど、仕事を休んで・・・は一回が限度かなあ。 ちなみに仕事をさぼってのニューヨーク州行きは18年前のことなので時効ということで(笑)。
発行日:2012.06.04