公益社団法人 日本海員掖済会 宮城利府掖済会病院

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【第35号】ワイン男子101人のもてなしワイン300本

 こんなことを書くとちゃらい医者と思われるのではと危惧はするのではあるが、出版元の日本ソムリエ協会より販売促進の依頼もあり広告も兼ねて一筆。

 この度日本ソムリエ協会より『ワイン男子101人のもてなしワイン300本』という本が出版された。同協会認定のワインエキスパートおよびシニアワインエキスパート資格を保有する全国の男性の中より料理とワインでのおもてなしに実績のある101名が選ばれ、それぞれがおすすめのワイン3本と10分で作れるワインのおつまみ料理一品を紹介するという本である。当方も101名の一人に選ばれ、29番として一文を書いた。南東北からは当方1人・・・事実上東北代表である。

 おすすめワインに添えるおもてなしのストーリーは実話に基づいた。震災の際食料やワイングラスを送ってくれた全国のワイン愛好家を自宅に招いて行った御礼パーティーでは大阪から来て下さったドイツワインの専門家に合わせてドイツワインを出し喜んで頂いた話や、イタリア・ミラノ在住の通訳兼ソムリエの方が来仙された折には、牛タン屋に頭を下げワイングラスとワインを持ち込んで牛タンとワインのマリアージュでおもてなしをした話は実話に基づいているだけに文章に力があったと自負している。そして10分料理は秋刀魚のパスタ。秋刀魚のわたを隠し味に使ったパスタに東北のワインを合わせた東北の地産池消のマリアージュを提案。東北代表として恥じない内容の文章を提供できたと思っている。

 先日この本の出版記念パーティーが東京であり当方も参加。某キー局の報道部長さんと意気投合したり、ANAのパイロットさんとお知り合いになったり。果てはドイツ在住のルフトハンザのスチュワーデスさんから今度来仙される折にはご一緒したいなどとご連絡を頂いたり・・・。通常ではお会いすることができないような方々知り合いになれる・・・こういう出会いを作ってくれたワインというものは素晴らしいものだなとつくづく思った。

 そんな魅力あるワインではあるが、付き合いには注意が必要。最近アルコールにめっぽう弱くなったこともあって家ではワインは平日には飲まない、週末の夕食ではワインはグラスで2杯までを原則としている。毎日ワインを飲みすぎているなんてことはないので誤解のないように。

 『ワイン男子101人のもてなしワイン300本』は現在日本ソムリエ協会のホームページ(www.sommelier.jp/)よりのみ購入可。また片寄に事前にご連絡いただければ実費1500円と引き換えで直接お渡しすることも可能。10分で作れる料理が100種類紹介されているのは圧巻でそれだけでも入手する意義はあると思われるので是非購入をお願いする次第である。

発行日:2014.08.18